日記

64の数字が示す神秘的な世界:「アガスティア・アルーダ・チャクラ」占いとは?

今日は新たに発見した、魅力溢れる占い「アガスティア・アルーダ・チャクラ」についてご紹介したいと思います。日本のおみくじのようなもので、下図のような8x8のマトリックス(合計64個)の数字それぞれから神々のメッセージを受け取ることができるんです。…

ブログタイトルの変更について

SeesaaからWordpressにブログを移行して、それを機にブログのタイトルを変更しました。 インド占星術というのは、ヴェーダを学ぶための補助的な学問(ヴェーダーンガ)の一つです。 その補助学には6つの学問があるですが、そのうちの一つがジョーティッシュ…

インド占星術 チャラク先生の『医療占星術のエッセンス』

チャラク先生の医療占星術のエッセンス "Essence of Medical Astrology"の翻訳本が出ていますね。 アーユルヴェーダ医師で多くの著書のある上馬場和夫先生が監修されています。 こうした重要な本を翻訳されることに敬意を表します。 チャラク先生の本には、…

インド占星術 2021年の蝕

皆さま、明けましておめでとうございます。 年が変わって、2021年の食(蝕)を確認しておきたいと思いました。 インド占星術を学ばれている方なら、日食・月食の期間は、カーテンを引いて部屋にこもって瞑想しているという方が多いかもしれませんね。私もそ…

アスペクトの強さについて(インド占星術)[追記あり]

ブリハットパラーシャラホーラシャーストラ(BPHS)の26章「惑星の厳密な目撃の話」というところを読んでいました。 ブリハットパラシャラホーラシャストラ 上巻 日本語訳 - リシ パラシャラ, 佐野敏夫, 中村 哲 26章の3句と4句を上記の本から引用…

インド占星術 グル・プールニマー 2020/半影月食

7月5日に満月になりますが、この日は「グル・プールニマー」にあたります。 グルは暗闇を取り除く者、つまり師を意味し、プールニマーは満月を意味します。この日は、師に感謝をささげる日となります。 天体の配置はこのような感じですね。 満月ですから、太…

Akshaya Tritiya アクシャヤ トリティヤ 2020

明日4月26日は、太陽と月が高揚する一年に一度の大吉日、アクシャヤ・トリティヤです。 インドでは金を買う人が多いそうですが、もしこの日に寄付を行うならその功徳は何倍にもなって返ってくるでしょう。 インド占星術師コミラ・サトンさんが、アクシャヤ・…

解析のレベル(インド占星術)

Levels of Analysis -- How to approach a Vedic chart(リンク) Hank Friedman● Lagna Vicara, ラグナ・ヴィチャーラ ヴィチャーラは探求、解析とか、そんな感じの意味です。ここで、H.F氏は、どんなによいヨーガがチャートに表現されているとしても、…

今後の占星術的な転換点 - 2020年(インド占星術)

2020年5月29日、以下のような星の配置となり、水星がラーフの度数を超すため、カーラサルパ・ヨガの状態を脱します。この日を境に、危機的状況が収束していくのでしょうか。 6月30日頃、逆行した木星が射手座に戻り、山羊座でのダブルトランジット…

インド占星術で世界の危機的状況を予言した少年

2019年8月22日に公開された動画です。 ジョーティッシュで現在の状況を的確に予言した10代前半の少年、アビグニャ君。

インド占星術 ハウス展開の技法

先日、東西占星術研究所のページがおよそ9年ぶりに更新されているのを発見し、驚いた。”第5室は、社会的地位を表す第10室を起点として数えていくと、第10室から数えて第8番に位置するハウスなので、『ハウス展開の技法』という視点から解釈すれば、第…

ラグナによって変わる惑星の意味(おすすめ一覧表)

各ラグナの人にとって惑星がどのような意味を持つかを簡潔にまとめた表がハンク・フリードマン氏のサイトにあり、これは手元においておきたい優れものである。当然ながら常にこの表の意味が適用できるわけではないが、傾向として把握しておくことは大切であ…

インド占星術の洋書をどこで買うか

ハンク・フリードマン氏が、インド占星術の本をどこで買うか?という記事(リンク)を書いている。氏のお勧めは、エキゾチック・インディア(リンク)である。一冊ずつラッピングされていて、インドから輸入した時によく感じるカビ臭さがないらしい。氏が購…

アストロデータバンクのデータは要注意

astrodatabankで、日本人ではどんな人の出生データが保存されているのかとブラウズしていたら、中曽根康弘元首相のデータが掲載されていた。Nakasone, Yasuhiro (astrodatabank)この出生データでチャートを描いてみたが、どうも首相経験者とは思えないような…

(インド占星術)同じ生年月日の人に遭う

自分と同じ生年月日の方のチャートを見せていただく機会がありました。出生時刻には数時間の違いがあり、D1ではアセンダントは2つほど部屋がずれますが、アセンダントを除き、惑星の配置がすべて同じでした。やっている仕事とか、外見とかはあまり似てはい…

ダシャーのハイジャック理論(インド占星術)

米国のインド占星術研究家、ハンク・フリードマン氏のサイトに、ダシャーのハイジャック理論に関する記事があった。 ハイジャック理論とは、たとえば、ダシャー(マハーダシャー)の惑星がよくない配置であったとしても、下位のブクティ(アンタルダシャー)…

インド占星術鑑定よもやま話 - ヴィシュヌとラクシュミー

先日とある夫婦のチャートを見せていただいた。 二人ともあまりお目にかかることがないようなすばらしいチャートをお持ちだったのだが、特に夫のラグナロードが9室に在住し、妻のラグナロードは4室に在住していることが印象的だった。 まるでヴィシュヌ神…

インド占星術 よいチャートとは

どんなチャートがよいチャートですか?と聞かれて、簡潔に言うなら、 吉星が凶星によって傷つけられていないチャートだと答えます。 高揚や定座の星が多くあるチャートでも、それらが凶星によって傷ついていたら、、、 以前、ネイタルチャートにおいて、吉星…

インド占星術 カーラプルシャ 宇宙的人間 

宇宙的人間(カーラプルシャ)の熱烈な願いは、父親を幸せになれるハウスへ配置することだった。 熟慮の結果、父親にとっては母親のハウスこそが最も大きな喜びが得られる最適なハウスだという結論に達した。 したがって、9室(父親のハウス)の支配星であ…

インド占星術 争いの6室

2017年のヒンドゥー・ニューイヤー・チャートにおいて6室となる射手座には土星が在住している。 現在、サンフランシスコ講和条約発効を基準とした日本の建国図(射手座ラグナ)の6室に対し、木星と土星のダブルトランジットが生じている。 9月12日…

インド占星術 惑星の成熟度(1)

インド占星術には、惑星の成熟度を測るシステムがあり、アヴァスタ(Avastha)といいますが、各星座を5つの領域に分割して、成熟度を見る方法を(Baladi Avastha)といいます。 牡羊座、双子座などの奇数星座の場合は、 0度から6度の領域を Bala(infant) 幼児期…

守護神の探し方(イシュタ・デーヴァタ Ishta Devata) -インド占星術

人を解脱に導く力のある神。それをイシュタ・デーヴァタといいます。守護神と言ってもいいのかな。 インド占星術のバース・チャートからイシュタ・デーヴァタを知る方法は諸説あるようで、たとえば、以下のリンク先ですと、次のような解説になっています。 h…

高揚かつ逆行

ウッタラ・カーラームリタ(Uttata-Kalamrita)に、高揚している惑星が逆行している場合、それは減衰しているに等しいという表現があるようです。これは要注意ですね。

星座交換の謎

星座交換は、惑星同士の結びつきを表すコンジャンクションやアスペクトのような絡みの中で、より一層強い絡みをもたらすと解説されていることが多く、惑星同士を実際に交換して、つまり相互の位置を置き換えて運命を読み取るようなやり方はテキストではあま…

インド占星術 Navamsha dasha 

Navamsha dasha(ナヴァ―ンシャ・ダシャー)の本がkindleで出た。 Sachin Malhotra (サチン・マルホットラ)の「Predicting Through Jaimini's Navamsa Dasa 」の翻訳である。 ナヴァ―ンシャ・ダシャーの自動計算ができるサイトを探してみたが、見つけるこ…

ルドルフ・シュタイナー 『星と人間』

星と人間[新装版]精神科学と天体 - 絶版だったシュタイナーの本が復刊されるようです。占星術の研究者ならぜひ手元に置いておきたい本ですよね。

インド占星術 ブリグ・ビンドゥ ― 運命のポイント

ブリグ・ビンドゥってご存知でしょうか。ナーディ占星術のテクニックですね。 ブリグは聖者の名前、ビンドゥはサンスクリット語で「点」を意味します。 ラーフから時計周りに月まで進むちょうど中間にある仮想の点で、その点のナクシャトラやハウス、それら…

インド占星術 5室 マントラハウス  

日ごろ、マントラを使った瞑想をしているが、最初にこのマントラを授かったのは、月/ラーフ期である。私のチャートにおいては、月も、ラーフも5室に在住する。5室はマントラに関係すると言われるが、やはりこの時期であったからこそ、マントラを授かるこ…

インド占星術 減衰かつヴァルゴッタマ

ヴァルゴッタマはまるで高揚しているような効果をもつと言われますが、一方でその惑星が減衰していたら、その効果はどうなるのか。 実は私も、木星が減衰かつヴァゴッタマの位置にありますので、このことは気になっていました。 最近、マーク・ボニーさんの…

占いあれこれ 男性脳と女性脳

昨日あるところで、こんな話を聞きました。「占いは現実に引き戻す作業」なんだって。男性は、夢を見たいから、現実に引き戻されるのが怖い。だから占いとかを信じない。女性は、現実を知りたいから、占いが大好き。面白いですね~男性の私は、もうちょっと…