インド占星術 サデ・サティ 2巡目

土星が2020年1月24日に射手座からやぎ座へ移動する。

月が射手座にある私にとっては、サデ・サティのピークフェーズ(訳7年半続くサデ・サティの中間期。出生図で月がある部屋をトランジットの土星が通過する時期)が終わるので、ようやく少しはホッとできるのかなという気持ちになっている。

このサデ・サティのピークフェーズはといえば、確かにひどい時期であった。私にとっては人生で2回目のサデ・サティであり、約30年前の1回目のサデ・サティのピークフェーズもひどい目にあったが、2回目のサデ・サティのピークフェーズもそれに匹敵するひどさであった。

ちなみに、シーターラーマさんのサディサティのプージャー・サービスのページからの引用であるが、2巡目のサディサティをポーング・シャニというらしい。

第2サイクルはポーング・シャニと呼ばれ、家庭内や事業面での影響があるとされます。 親類の病や死、ライバルへの恐れ、兄弟姉妹、妻、両親から遠く離れねばならない状況などが生じます。それらは、束縛感、みじめさ、富の損失、疲労感、全身の衰弱、友人の損失などを引き起こす可能性があります。事業における障害や遅延、試みの失敗、また、支出に悩まされるかもしれません。 スピリチュアルインド雑貨シーターラーマ

サデ・サティのピークフェーズに、追い打ちをかけるようにヴィムショッタリダシャーで、ダシャーが火星、ブクティ(アンタルダシャー)が土星という、2大凶星の時期(火星/土星期)がやってきた。

私のバースチャートは逆行する土星が10室にある配置であるため、仕事のストレスが尋常ではなく、そのせいで過敏性腸症候群が悪化し、おまけに呑気症(空気嚥下症)も発症するという健康上の問題を引き起こした。

振り返れば、そもそも過敏性腸症候群を発症したのは1回目のサデ・サティのときのストレスのせいであり、2回目のサデ・サティで症状が悪化したというわけである。

合間にいくつかサデ・サティのプージャを実施したので、ある程度は緩和できたのかもしれないが、それでも、やはり完全には逃れることはできなかったという印象である。

ただ、インド・ティルナラールの土星寺院でアルチャナ(礼拝)をしていただいていた2019年1月~2020年1月は比較的穏やかに過ごしたので、この寺院のプージャやアルチャナは土星の影響を鎮める効果が大きいと思われる。バースチャートの土星の配置が良くない方やサデ・サティ等の各種土星の時期を過ごされている方には、オススメしたい。

私もラストフェーズの2年半に備え、先日アルチャナをリピートしたところである。

【追記】ティルナラールの土星寺院からのプラサードです。

prasadam1.JPG

左がヴィブーティ、右がクムクムです。この寺院はこうしてプージャが行われるたびにプラサード(お下がり)を送ってくれます。

この寺院のことを終えてくれたすまさんのブログにリンクを貼っておきます。

土星寺院のプージャ@ティルナラール(すまブロ)